二河白道(にがびゃくどう)

ここに一人の旅人がいて、
西に向かって歩いている。

すると行く手に、
二つの河がある。

一つは火の河であり、
もう一つは水の河である。

そしてその真ん中には、
幅15cm、長さは歩いて百歩ほどの白い道がある。

火の河は火炎が燃え上がって道を焼いている。
水の河は波浪は打ち寄せ流されそうだ。


気がつくと後方には群賊悪獣がいて、
今にも襲いかかろうとしている。

絶体絶命、この恐ろしさは譬えようもない。
行くも死、とどまるも死、引き返すもまた死。



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そのとき、東の空から釈尊の声が聞こえる、
「君、覚悟を決めてこの白道をすすめ。
 難に遭うことはない。とどまれば死ぬ」

西の空からは阿弥陀仏の声。
「君、一心正念にして迷わず来たれ。
  我、よく汝を護らん」

釈迦の行け、阿弥陀仏の来いの声に誘われて、
旅人は、怒り、嫉妬の火の河、愛欲の広海を、
ただ白道にすがって浄土へ、
たどり着くのである。

以上が、
善導大師の二河白道のたとえ話です。

(第426話)
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by bruckner72 | 2016-11-14 11:25 | Comments(0)  

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