マザー・レス・マザー

幼い子供でも存在価値はあります。
だから放置されたり苛められた子供は、
怒り、泣いて存在を示します。

健康な子供はお母さんが安全地帯です。
お母さんがいなければパニックになります。

しかし、
お母さんから傷を受けてる子供は、
母がいなくても反応しません。

守ってくれる母のイメージが、
この子にはないからです。

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この子は、ボーダー・ラインになりやすいと言われ、
怒りやすく攻撃的です。

見捨てられ感(嫌われてる)が強く、
一日のうちで何回も感情が変化します。

母の愛をもらっていない母、
それが、マザー・レス・マザーです。

子供と一緒にいること、
それだけが愛ある人間を育てる道だと思います。


          (第50話)

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# by bruckner72 | 2014-02-08 21:16 | Comments(0)  

「生きたい」と「死にたくない」

生の欲望「生きたい」と、
死の恐怖「死にたくない」は、
コインの裏表です。
一方だけを得て、一方を避けることは出来ません。

神経症とは、死の恐怖「死にたくない」に、
注意が集中し、
生の欲望「生きたい」を忘れた現象です。

心が病んでしまうと、
生の欲望を忘れ、
死の恐怖「死にたくない」症状ばかりに悩まされます。

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抑うつ、対人恐怖、パニック、赤面、潔癖・・
こんな症状で苦しんでいたら、
生の欲望に眼を向けてください。

美味しいものを食べ、友人に会いに行く、
まだ行ったことのない場所や、
新しい映画を見る・・

人生は意味ではなく、
欲望であることに気づくこと。

       (第49話)

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# by bruckner72 | 2014-02-08 10:10 | Comments(0)  

不安が生まれるのは何故?!

神経症の症状とは、
心理的な不安が現れたものです。

では、どうして不安は現れるのでしょう?
不安が生じるのは欲望があるからで、
欲望がなければ不安もありません。

良く思われたい!
絶対、成功したい!

このような生きる欲望が強いと、
不安や緊張が増すのです。

どうでもいい人の前では自由ですが、
大切な人の前ではオドオドしますね。

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さて、今の話から神経症の人には、
強い欲望があることが分かります。

生きている限り欲望は消えませんが、
神経症の症状だけなら消すことが出来ます。

それは苦痛を受け入れ、
苦痛から逃れるための”やりくり”をしないことです。

そうすれば感情は、
山形の曲線を描くように消えていきます。

       (第48話)

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# by bruckner72 | 2014-02-06 21:03 | Comments(0)  

「あるがまま」の意味

一般にはあるがままとは、
自分の気持ちに素直になろう!
そのように思われています。

森田療法では、
気分本位ではなく目的本位で行動すること、
それを、あるがままと呼んでいます。

不安や緊張は打ち消そうとすればするほど、
感情が高まってきます。

不安や緊張を何とかするのではなく、
不安や緊張はそのままにして、
目的に向かって行動していくことです。

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もし神経質な思いで悩んでいたら、
次の3つのことを心がけましょう。

1)心を操作しないこと。
  自分の心を操作しないで、不愉快な感情も、
  そのまま感じ取れる心を育てます。

2)待つこと。
  自分や自然には治癒力があることを信じて、
  自然に任せること。

3)知ること
  深い体験からくる知恵を知って、
  人間としての限界に気づき受け入れること。

(第47話)

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# by bruckner72 | 2014-02-04 18:06 | Comments(0)  

森田療法と神経症

神経症とは?
ヒポコンドリー性基調(不安を持ちやすい性格)と、
より良く生きたい!と言う強い「生の欲望」との、
葛藤から起こる症状です。

電車に乗れば「心臓が止まってしまうんじゃないか?」とか、
書痙(文字を書く手が震える)で、
仕事を辞めざる得ないこともあります。

森田療法が云っている神経症とは、
正確には神経質症です。

心配したり予期不安を持つことで、
症状はますます悪化します。

治そうとすればするほど酷くなるんです。
これを「精神交互作用」とよんでいます。

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森田療法の考え方はこうです。

1)感情は放任すれば放物線を描くように、
  自然におさまり消滅していく。

2)感情とは注意を集中すればするほど、
  ますます強いものになっていく。

神経質症は器質的な病ではありません。
神経質が原因で起こる捉われです。

思いを「あるがまま」にしておくこと、
または、症状はそのままで、
なすべきことを行動していくことで、
開放されていくと考えています。

森田療法とは「禅」にも通じる、
感情に働きかける精神療法です。
   
          (第46話)

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# by bruckner72 | 2014-02-02 19:43 | Comments(0)  

自律訓練法(自己暗示法)

自律訓練法とは?
身体から心へ緊張をやわらげてゆく治療です。

ストレスによる、不眠、頭痛、食欲不振や神経症など、
自律神経の乱れに効果があります。
西洋では「眠る禅」とも云われています。

<実施の方法>
静かな部屋で横になります。
(椅子に腰掛けてもOK)
眼を閉じ、身体の力を抜き深呼吸をします。
次の七つの公式を心で唱えます。

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基礎公式 「気持ちがとても落ち着いている」

第1公式 手足の重感「手足が重たい」
(この時、神経の一番集まっている利き手の手のひらから、
 ひじ、肩へと意識を集中させます。)
第2公式 手足の温感「手足が温かい」

第3公式 「心臓が静かに打っている」
第4公式 「呼吸が楽にできる」

第5公式 「お腹が温かい」
第6公式 「額が涼しい」

第二公式まで出来れば効果を実感できます。
最初は基礎と第一公式から始めます。
毎日、練習すると上達します。

         (第45話)

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# by bruckner72 | 2014-01-30 20:27 | Comments(0)  

自我と自己

意識の中心を「自我」
意識と無意識の中心を「自己」と呼びます。

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自我と自己が深くかかわっていることで、
私たちは安定と生きる方向を得ることが出来ます。

自己の一つの現われがマンダラです。
真言密教で見かけますね。
自己とは阿頼耶識であり、真我であり、仏です。

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自己への、
もう一つの道は、アクティブ・イマジネーションです。
例えば、能動的に想像の中で老賢者と、
会話を続けていくような行為です。

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この老賢者こそ「自己」です。
この自己は人類に共通した一面を持っています。


自己に至る道、自己実現は修行者がたどるように、
実は心理的危険を伴う行為でもあります。

          (第44話)

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# by bruckner72 | 2014-01-29 22:20 | Comments(0)  

投影の引き戻し

投影とは?
自分の気持ちを相手に移すことです。

妄想狂の女性がある男性に恋をして、
断られても断られても、
理由をつけて愛されてると思い込むようなこと・・

これも投影です。
つまり投影とは幻想なのです。

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人は自分の心を、
相手を通して見ているんですね。


相手の思いは、実は自分の思いだった!!
このことに気づくことを、
「投影の引き戻し」と呼んでいます。

 (第43話)

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# by bruckner72 | 2014-01-27 22:24 | Comments(0)  

危険な関係

「転移は愛ではありません」
そう言ったユングでさえ、
何人かの患者を愛人にしていました。

映画「危険なメソッド」では患者のサビーナ・シュピールラインの、
心の奥底に眠るマゾヒスティックな性癖を、
あぶり出すシーンは衝撃的でした。

その後もなんと患者の女性、トニー・ウォルフを、
妻公認の愛人として同居させています。

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これらの女性関係をユングは、
転移と捉えていたのか?
愛と考えていたのか?

現在なら彼の学者としての将来は、
なかったかも知れないですね。

フロイトの性理論や快感原則を否定したユングですが、
世の心理学がすべて、
「男の心理学」であったことを否定できないでしょう。

 (第42話)

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# by bruckner72 | 2014-01-25 19:24 | Comments(0)  

転移と投影

転移で誰もが思いつくことは、
がん細胞が違う場所で増殖することです。

心理的な転移とは、
二人の間でおこる投影のことです。

カウンセリングの場で、
患者が父への恨みをセラピストに向けてくる場合があります。

そんなときに、
「あなたはお父さんのイメージを私に投影しているんですよ」
そう云うとします。

そしてその理由を説明しても、
患者は決して納得しません。

なぜなら患者は何か理由があって、
父のイメージ投影し続けているからです。

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転移は常に無意識におこっているので、
患者は気づかないのです。

過去の恋人への愛着、肉親への怒り・・
それらを無意識に誰かに転移することは、
珍しくありません。

ですから転移を無効にするには、
無意識な思いを、意識化(言語化)しなければなりません。

          (第41話)

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# by bruckner72 | 2014-01-24 21:13 | Comments(0)